inakanoregista’s blog

日常での自分の考えや感じたことを残す場所

当たり前のありがたみ

先日私は半月板の縫合手術を受けました。半月板の手術には大きく分けて2つのパターンがあります。ひとつは切除するもの。もうひとつは縫い合わせるもの。切除は術後の復帰までが早く縫合は縫い合わせた半月板がしっかりとくっ付くまでに時間がかかる為、復帰までにも時間がかかります。しかし、縫合手術の方が競技復帰した際に半月板がまた痛むのを防いでくれるという事もあり私は縫合手術を受けました。

術後1ヶ月間は膝に負担をかけないようにと松葉杖での生活を送る事になり、田舎で一人暮らしをしている私は制限された生活にとても苦労しました。歩くことや膝を曲げることができない不便さ、1人でスーパーに買い物に行けない不便さ、他にもお風呂に入ることや学校へ行くことなど手術前まで当たり前に出来ていたことが出来ない日々を過ごしました。その期間に私は、「当たり前ってありがたい」と感じました。何不自由なく歩けることや走り回れること、水が飲めることやご飯を食べれること、これは今まで当たり前だったので感じませんでしたが、不便な状況に自分が体験して初めて実感することが出来ました。

松葉杖を取って歩けるまで回復した時に自分が歩けている事に感動したんです。怪我をしてサッカーから長期間離脱する事になったのは悔しくてサッカーがしたいとムズムズすることは多々ありますが、この「当たり前は当たり前じゃないんだな」という事に気付くことができたので人間としては成長するきっかけになって良かったのかなと今では感じています。怪我をしてしまったことを悔やんでも前に進むことは出来ません。リハビリ期間はプレイヤーとしての技術は磨くことは出来ませんが、普段とは違った視点で思考したりサッカーIQを高める期間にするなどポジティブに過ごしていこうと思いました!

 

これを読んでくださっている皆さまも「当たり前」について考えてみてください!それだけで物事を見る目や思考が変わるきっかけになると思います!物事を見る目や思考が変わると今よりさらに良い日々を過ごせると思います。

 

まだまだリハビリ期間は続きますが頑張っていきます!!!

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!!